CMやドラマ・映画などの劇中歌に起用されている曲って、聞いたことあるのにアーティストを知らないってことありませんか?
今回ご紹介する『sumika』も、まさに聞いたことはあるのに~的なバンドなんです。
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プロフィール
まずは『sumika』を知ってもらいましょう。
片岡 健太(かたおか けんた):ボーカル・ギター
1985年9月30日生まれ 神奈川県川崎市出身
グループ内の楽曲のほぼすべての作詞と作曲を担当
荒井 智之(あらい ともゆき):ドラム
1988年12月30日生まれ 神奈川県川崎市出身
EMRTYサポートメンバー 通称「バロン」
黒田 準之助(くろた じゅんのすけ):ギター・コーラス
1987年6月10日生まれ 神奈川県川崎市出身
「今日のアライさん」というTwitterを公開 通称「じゅんちゃん」
小川 貴之(おがわ たかゆき):キーボード・コーラス
1982年12月22日生まれ 神奈川県横浜市逗子区出身
法政大学卒 以前出演した番組で細かすぎて伝わらないものまね選手権のクオリティを見て「ものまね王子」と命名される
バンド名の『sumik』は、日本語の『住処』をローマ字表記したもの。その由来とは、
「自分の家のような好きなもので囲まれた空間、落ち着く空間を音楽で共有できるように」
というものなんだそうです。
片岡さんが高校時代に美術学科を先行していて、その当時建物の間取りや図面を書くのが好きだったんだそうです。美術学科で図面を書くっていうのもおかしな話ですが、その時に思ったことをバンド名にしたんでしょうね。
彼らがなぜ注目されているのかというと、そのアイアップの規模の大きさだけでなくそのバンドの形そのものにも特徴があるんです。
通常はバンド形式。ロックテイストあふれる楽曲が聴けるスタイルです。
それが「sumika『Camp session』」となると、アコースティックバンド形態に様変わりします。ライブでもゲストを呼んで、毎回違った雰囲気を楽しめるというものです。
しかもそのゲストに呼ばれる方々が音楽関係のみならず、映像作家・写真家・絵かき・建築家・陶芸家・彫刻家・詩人まで、ありとあらゆるクリエイティブな活動をされていらっしゃる方々が登場します。
音楽を聞くだけでなく、観覧するという意味でも大変興味深いものがありますよね。
たまに特番で音楽と映像のコラボをやっていますが、それを毎回のライブで行うというのが独創的です。
バンドとしてのコンセプトがはっきりしていて、バンド形態が2種類あるというのも、このコンセプトならなんとなく納得してしまいます。
おすすめの曲
「どこかできいたことあるな~」という印象がおおい『sumika』の、おすすめ曲を集めてみました。
こちら、ユニクロのCMソングで『夏は来ぬ』という曲です。
暑い夏に、爽やかなメロディーと歌声がマッチしてますね。
ユニクロとのタイアップは夏だけでなく、冬も『オレンジ』という曲を提供しています。
こちらはいかがでしょうか。
人気アニメ「ヲタクに恋は難しい」のOPですが、こちらは『フィクション』という曲になります。
そして今大注目を集めている通称「アナスイ」といえば、「あなたの膵臓を食べたい」ですね。
劇場アニメーションが公開され、早くもヒットの呼び声高いこの作品にSumikaのみなさんが楽曲提供しています。
どうでしょうか。
どれも聞いたことのあるような、なんだかホッとするような曲じゃないですか?
ボーカル片岡さんに大事件発生!
多くのタイアップを成功させ、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの『sumika』の皆さんですが、過去にはいろいろとありました。
そんな中でも特に大事件だったのが、2015年、3人体制で始めた『sumika』にキーボードの小川さんが正式加入し4人で新たなスタートを切ったところで、ボーカルの片岡さんが声が出ないというバンドの存続にも関わる大事件が発生します。
しかしメンバーからの「声が出なくてもsumikaをやろう」という声を支えに、片岡さんは治療に専念することになります。
その間は、加入したばかりの小川さんがキーボードボーカルとして『sumika』の活動を継続させます。
頭痛に吐き気の発声障害に悩まされた原因は、片岡さんの長年に渡る血流の悪さが原因だったそうです。そしてそれは、整体で体を全身から整えることで復活を遂げたんだそうです。
頭痛や吐き気とくると、通常脳の異常を疑いますよね。いろいろと病院を変えても原因がわからず、行き着いた先が整体だったそうです。
それがあってか、今でも定期的な全身のメンテナンスは欠かさないとおっしゃっていました。
片岡さんの復活ライブは無料で行われたんですが、なんとその応募に2000通以上の希望が集まったんだとか。ファンも嬉しかったんでしょうね。
コンセプトにある「自分の家のような、落ち着いた空間を音楽で共有する」が、まさに実行されてきていた証明ともいえそうです。
そして復活第一弾の楽曲が「Lovers」です。
活動休止中に感じた思いや葛藤、そしてもらった愛情のお返しとして作られたそうです。
アップテンポのピアノがとても楽しい気分にさせてくれる、まさにスタートの一曲ですね。
数々の苦難を乗り越え、メンバーの絆もその都度深まっていく、まさに理想的な関係を築いている素晴らしいバンドです。
そんな愛情たっぷりのメンバーが送る、ロックにポップにアコースティックにと、そのメロディを自在に操る『Sumika』の、今後のリリースが気になります。
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