ドラマ昭和元禄落語心中の原作やあらすじは?キャストや主題歌も気になる!

この記事は2分で読めます

古典芸能が見直されている今、落語の世界を描いたコミックスが原作のドラマが始まります。

表面上に見える楽しそうな雰囲気とは裏腹に、サスペンス劇をも彷彿とさせる今作品の面白さをご紹介しましょう。

スポンサードリンク

「昭和元禄落語心中」あらすじとキャスト

落語がタイトルに入っていることから、師匠と弟子の成長物語なのかなと思いましたが全く違いました。

舞台は昭和初期。落語界に入った八雲は、同期入門で落語の天才助六と固い友情で結ばれる。八雲は助六に嫉妬するも憧れをいだく。芸者のみよ吉にも支えられ、日々成長をしていく。
やがてみよ吉と助六は結ばれ娘をもうけるも、謎の事故死を遂げる。二人の遺した娘を引き取り養父となった八雲だが、娘の小夏には事故の真相を隠したまま。小夏は八雲を親の仇を恨みながら成長し、やがて両親の死の真相を探し始める。

原作は雲田はるこさんのコミックスで、2016年1期目、2017年2期目がアニメ化された人気の作品です。

天才的才能への嫉妬や、事故死の謎、真相を知ろうとする娘との家族愛など、落語にこだわる必要性はないようなストーリーですが、そこに「落語」要素が加わることで、物語の厚みも面白さもぐっと深まるというとても見ごたえのあるドラマです。

そんな人間模様を演じてくれるキャストの方々がこちら。

八代目 有楽亭八雲(菊比古):岡田将生

戦前から平成の時代まで、長く活躍した落語家。前座名「菊比古」のまま真打ちに昇進。クールでじっくりと聞かせる噺をする。
弟子は取らない主義だったが、なぜか与太郎だけは弟子入りを許可した。

有楽亭与太郎:竜星涼

刑務所に服役中に八雲の落語に触れ、体当たりで八雲に弟子入りを志願し何故か許された。
服役前はチンピラで、ヤクザとの付き合いもあったらしい。

小夏:成海璃子

助六とみよ吉の娘で、両親の死後八雲に引き取られる。幼い頃から落語に慣れ親しんでいたため、落語への造詣も深い。
両親の死について与太郎と調べ始めるが、八雲のことを「親の仇」と思っている。

みよ吉:大政絢

芸者で八雲を菊比古の頃から支えてきた女性。後に八雲の親友助六と夫婦になり、小夏を授かる。
助六とともに謎の事故により若くして亡くなる。

有楽亭助六(初太郎):山崎育三郎

八雲の親友であり憧れでありライバル。前座名「初太郎」の頃から人気があり、笑わせる噺、聞かせる噺、なんでもできる天才落語家。
みよ吉とともに謎の事故により若くして亡くなる。

謎の事故死と親友の忘れ形見を大切にする主人公。まさにサスペンス要素満載です。


こちらの相関図は原作コミックスでのものですが、登場人物の関係性は変わっていません。

主題歌も人気のあの二人が担当

すでにアニメ化された作品の実写版ということで注目されている今作ですが、そんな話題とは別に主題歌にも注目です。

なんと担当されるのは「ゆず」のお二人で、タイトルは「マボロシ」

この作品のための描き下ろし曲だそうで、今までのゆずのポップなイメージとは違った仕上がりになっているそうです。

あまり日常で触れない「落語」を今話題の俳優陣がプロ顔負けの技術で見せてくれる「昭和元禄落語心中」は、

10月12日(金)夜10時からNHK総合にて放送されます。

日本の古典文学の良さ、隠しきれない人間の負の感情、それを包み込む人の優しさなど、涙なくしては見れないドラマになっているので、ぜひ御覧ください。

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。