世界中が新型コロナウイルス対策で奮闘するなか、日本の2大都市である東京都と大阪府も独自の宣言を掲げて紛争しています。
特に大阪府知事に関しては、「#吉村寝ろ」がツイッターでトレンド入りするほど。
そんな吉村大阪府知事とは、どのような方なのでしょうか。
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プロフィール
氏名 吉村 洋文(よしむら ひろふみ)
生年月日 1975年6月17日
出身 大阪府河内長野市
学歴 九州大学法学部卒
家族 妻 娘2人(双子) 息子1人
職歴 弁護士 税理士 大阪市会議員 衆議院議員 大阪市長 大阪府知事(現職)
ごく一般的なサラリーマン家庭で育った吉村府知事。九州大学法学部にストレートで合格し、23歳で弁護士試験に合格。弁護士時代には、一時日本国民が震えた「武富士」の集団訴訟代理人のメンバーでもありました。
顧問契約をしていた故やしきたかじんさんのすすめで政界入りを目指し、橋本元大阪市長に「自分よりも格段に能力が上」と認めさせたことも驚きです。
奥様とは合コンで知り合ったそうで、素晴らしい経歴の中にちょいちょい見える庶民的な部分がとても身近に感じられます。
忙しい中子育てにも参加し、ベストファーザー賞を受賞したこともあるそうで、本当に全てにおいて全力投球な方なんですね。
「#吉村寝ろ」とは?
一見すると、あまりにも無意味な発言が多いから寝ててくれという批判的な意見とも取れそうなこのワードですが、実は全く逆の意味です。
連日に及ぶ新型コロナウイルスに対する対策に翻弄する中、10日の午後から夜にかけてテレビ出演を立て続けに行い、その合間には記者会見で使用する目的の休業要請対象リストをつくり、翌日は朝から民放で自粛を促しつつ対策案などについての意見を述べ、他県との会議もこなすという鬼のようなスケジュールをこなしていました。
当然疲労感はテレビ画面越しでも伝わり、それを心配した大阪府民たちから「私達家から出ていかんから、吉村さん寝てや」というねぎらいの思いから拡散していったそうです。
本日、緊急事態宣言が出されました。僕から皆様へのメッセージです。 pic.twitter.com/vDqcEHN2sT
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 7, 2020
歯に衣着せぬ物言いが、ごまかしや曖昧さのない潔さと捉えられ、今やその信頼度はうなぎのぼりです。
政府を頼らず独自の方法でこの苦難を乗り越えようとする姿、その発表は端的でとてもわかり易い。明日の生活に不安を抱える中、こういったわかりやすい指針を示してもらえることの安心感は大きいですよね。
独自の緊急事態宣言を発令してそのリーダーシップが世界中から注目された北海道知事についで、日本で2番めに若いのがこの吉村府知事です。
この混乱が収まったとき、吉村府知事の席はひょっとしたら国政にあるかも知れませんね。
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