連日「新型コロナウイルス」関連のニュースが取り沙汰されています。
そんな中、私達の生活に直結する政府の決定を左右する対策チームの副座長を務める「尾身茂」さんは、特によくお顔を拝見します。
わかりやすい説明で現在の状況を伝えてくれる「尾身茂」さんについて調べてみました。
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プロフィール
氏名 尾身 茂(おみ しげる)
生年月日 1949年6月11日
出身 東京都
学歴 慶應義塾大学法学部中退 自治医科大学医学部卒業
高校在学中の1967年に交換留学生としてアメリカの高校に1年間留学していた経験があり、英語が堪能です。
翌年の夏に帰国し大学受験の準備に入りますが、大学紛争の煽りを受け、希望していた東京大学の入試は中止となり、慶應義塾大学に進みます。
当初は商社マンや外交官といった職に付きたいと考え法学部に在籍していましたが、医学者である内村先生の著書『わが歩みし精神医学の道』に感銘を受け、医師を目指すために慶応大を中退します。
そして地域医療のメッカを目指すという大学の方針に賛同し、自治医科大学を再受験し医者になりました。
研修を終えると、東京七島を中心とした地域医療に従事し、母校の医学部助手として予防生物学を担当したりしました。
厚生省の技官や、世界保健機構の西太平洋地域事務局の事務局長を務めたりと世界規模での活動をされた尾身先生ですが、最大の功績は「小児麻痺(ポリオ)の根絶」です。
他にも「SARS」拡大防止の陣頭指揮を撮ったり、「鳥インフルエンザ」の脅威を世界に発信したことなどもあります。
「新型コロナウイルス」専門家会議副座長として
世界中の感染症拡大予防に尽力してきた尾身先生なので今回の専門家会議副座長就任も納得の人選と思いますが、実はその前にも大きな対策チームの一員として活躍されていたんです。
以前大流行した「新型インフルエンザ」は、今回のコロナ騒ぎにもよく引き合いに出されますが、このときの対策チームにも尾身先生は参加されていました。
その時の功績が高く評価されたからこその今回の任命だったのかも知れません。
実際尾身先生は天皇・皇后両陛下と対面し、新型コロナウイルス対策について説明をされています。両陛下にお目通りが叶うということは、それだけ尾身先生の考えが信用されているということですよね。
「8割おじさん」と呼ばれる西浦教授とともに、感染症対策のエキスパートとして日々混乱の沈静化に尽力してくださっています。
今は日本中がコロナ撲滅に向かって一丸となるときです。
彼ら専門家の発信する話を真摯に受け止め、個人としてできうる対策に取り組み、一日も早い収束を目指しましょう。
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