破天荒な発言と言動で話題を呼び、それでも共演者や視聴者から愛されている「有働由美子」アナウンサー。

長年勤めたNHKを退社し、フリーとなった今どのような活躍をされているのでしょうか。

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プロフィール

まずは、簡単なプロフィール紹介から。

本名　　　　　有働　由美子（うどう　ゆみこ）
生年月日　　　1969年3月22日
出身　　　　　鹿児島県（育ちは大阪府）
学歴　　　　　大阪府立北野高等学校卒　神戸女学院大学文学部総合文化学科卒
家族　　　　　両親　妹

小学生の頃から「新聞記者のように誰かに伝えられる仕事がしたい」と思っていた有働アナ。

大学時代に湾岸戦争が勃発し、その様子をテレビ局の特販員が現地で伝える姿を見てテレビの世界のジャーナリズムに憧れアナウンサーを志望します。

いくつかの局のアナウンサーの内定をもらっていたが、得意の英語を活かすために海外に放送局をたくさん持つNHKに1991年に入局します。

その希望が叶い、2007年6月にアナウンサー職のままアメリカ総局へ移動となりますが、現地で母国語として英語を使い生活することにかなり苦労したそうです。（なれてきた頃に日本に戻されたと、後に語っています）

局アナからフリーに

2018年3月31日に退社するまで、27年間もNHKに在籍していた有働さん。局内では出世コースにのっていると羨ましがられていたそうですが、なぜあえて安住の地を離れてフリーになることを決めたのでしょうか。

これに関して有働さんはこう語っていらっしゃいます。

《遠からず、現場を離れて管理職になる日が来る》
それが組織人の宿命だと頭ではわかっていても、いざ内示が出たときに、まだアナウンサーとしてやりたいことが残っていたら……。「仕方がない」とおとなしく受け入れられるほど、私は欲を捨てきれていませんでした。

それなりの地位にあった有働さんですから、現場にいたいといえばその意見は通ったかもしれないがそれでは若手が育たない。自分が若い者たちの芽を摘むわけにはいかないと考えた上でのフリー転向だったそうです。

NHK時代の有働さんといえば、ジャニーズの井ノ原さんと一緒に出演した『あさイチ』が有名ですが、この番組を引き受けるときにも

「結婚も子育ての経験もない私が、番組放送中に送られてくる主婦からの意見を受け止められるだろうか」

と不安だったとおっしゃっています。

彼女の原点とも言える「誰かに伝えられる仕事」というのは、相手の意見を受け止めてこそだという彼女の新年のようなものを感じますね。

フリーになってから担当した『news zero』では、数字が取れなければいつでもクビを切ってくださいと公言したそうで、NHK時代の人脈を使い自ら対談相手を探したり、新しい企画のアイデアを出すなど、番組を盛り上げるための姿を聞くと本当に現場が好きなんだなと思います。

脇汗発言から新商品の開発にまで波紋を呼んだり、毒舌が過ぎてクレームが入ることもある有働アナですが、彼女の「伝えたい」という熱量は、きっとずっと変わらないんでしょうね。

出産は諦めたとおっしゃる有働さんですが、結婚には今でも前向きなようで、パワフルな彼女を優しくサポートしてくれる「王子様」がいつか現れるといいですよね。

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