イギリスの3人目の女性首相として就任されたトラス首相。
故エリザベス2世女王が最後に任命した首相としても有名な彼女とは、どのような方なのでしょうか。
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「鉄の女2.0」と評される
本名 メアリー・エリザベス・トラス(Mary Elizabeth Truss)
生年月日 1975年7月26日
出身 イングランド オックスフォーザジャー
家族 夫 娘2人
初の女性首相であり元祖「鉄の女」である故サッチャー首相と比較され『青い服が好き』『減税主張』『女性』という共通点から「鉄の女2.0」と、さっそく評されているトラス首相。
確かに気が強くどのような人にも意見をはっきりと述べていく姿は、頼れる強い女性というイメージができますが、SNSを見るととてもおちゃめな表情の写真もたくさん見ることができます。
兄弟からは「負けることが嫌いで、ゲームで負けが見えるといなくなる」というエピソードが出るほどですが、今後は首相としてゲームから離籍することはできませんし、きっと勝ちをつかんできたからこその今の地位ですから、素晴らしいリーダーになってくれるでしょう。
オックスフォード大在学中から政治活動に積極的で大学のリベラルクラブの党首を務めたこともありあます。
1994年の党大会では演説をするほどでした。
この時には王室廃止論を唱えていたようですが、大学卒業後は保守党に入党し、周囲はこの変化にとても驚いたそうです。
大学卒業後は会計士として働き、現在の夫であるヒュー・オレアリー氏と2000年に結婚されます。出会いのきっかけは保守党党大会ということなので、ご夫婦そろって政治活動には積極的だったといえそうです。
2人いる娘さんに関しては顔出しもしておらずくわしい情報はありませんでしたが、現在の立場を考えれば適切な対応だったといえそうです。
結婚後の2004年から2005年の間、マーク・フィールド議員とのW不倫が発覚し、一時期は選挙への影響も出ましたが落選なく継続して議員を続けていられるのは、夫であるヒュー氏の対応と支えがあったからでしょう。
W不倫というと、最近再燃したあの大事件を思い出します。
イギリス人の心のよりどころであり偉大なる母である故エリザベス女王が、亡くなる2日前に笑顔でトラス首相の任命を行われたときの様子を英国新聞では「Hell Liz」と一面で紹介しています。
2人とも愛称が「Liz」であることからこのような洒落の聞かせたものになったんですが、今やこの偶然も大きな意味を持つような気がします。
偉大なる母から最期に任命を受け、同じ名を持つトラス首相。
ぜひ女王のような偉大な首相となるよう願っています。
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