最年少で卓球世界選手権の代表に選ばれ、2019年には元世界ランキング1位を高校生ながらに破るという快挙を成し遂げた「長崎美柚」選手。
世界からも次世代のエースと注目を集めている長崎選手について、調べてみました。
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きっかけはお菓子
氏名 長崎 美柚(ながさき みゆう)
生年月日 2002年6月15日
出身 神奈川県海老名市
学歴 大原学園高等学校卒
身長 164cm
おじいさまが神奈川大学卓球部監督で叔父様は駒大卓球部総監督だったこともあり、5歳の時に藤沢市内にある卓球クラブ『岸田クラブ』に所属します。
当時はお母様のやっているバレーボールをやりたかったそうですが、卓球のサーブでお菓子を当てるというゲームをやっているうちに、卓球が楽しくなっていったんだそうです。
5歳の子がお菓子の誘惑には勝てなかったということでしょうが、当たって景品を手にしていたからこそ続けていけたんでしょうし、当てられるだけの才能もあったとも言えますね。
中学に上がると、全国中学卓球大会で女子シングルスで優勝、全国の大会でも2年で準優勝3年になると高校生もいる中で優勝するなど、その実力は全国に広く知られることになります。
高校進学後はJOCエリートアカデミーに所属し、その実力は磨きに磨かれ、国際大会でも目覚ましい活躍を見せていきます。
ちなみにJOCエリートアカデミーとは、日本オリンピック委員会が設置した組織で、将来有望な選手を一貫して育成する組織です。そこに所属できるということは、実力とその伸びしろを国が認めたともいえますよね。
高校卒業後は大学へは進学せず、日本生命のチームに所属し、その後現在在籍している木下グループへ移籍しています。
日本人離れした選手
身長164cmの体格と長いリーチだけでも恵まれていますが、もともと右利きだったのをサウスポーは有利という理由で矯正をし両ハンド攻撃が可能となり、サーブも多彩でレシーブタッチが繊細などでミスが極端に少ない選手なんです。
フィジカルも強く、ボールの威力も日本で一番との評判で「日本人離れした選手」と世界で称賛されているんです。
あの水谷選手も左に矯正したことで知られていますが、世界に通用するレベルにまで矯正するというのは並大抵のものではないでしょう。
卓球を始めるきっかけはお菓子だったかもしれませんが、今やメダルや称賛、純粋な勝ちへの熱望といったものになっているのかもしれません。
卓球は中国が最強といわれている中、その中国にも負けないといわれる長崎選手の今後の活躍が楽しみです。
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