「恐」妻家ならきいたことがありますが、「恋」妻家ってどういう意味なんでしょう。
奥さんにラブラブな夫が主人公、というわけでもなさそうな映画『恋妻家宮元』を詳しくみてみましょう。
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『恋妻家宮元』のあらすじ
主人公の宮元陽平は、中学教師。子供が独立したのを期に、25年ぶりに夫婦だけの生活を送ることとなる。
ある夜、妻の美代子が隠し持っていた記入済みの離婚届を発見するも、妻に問いただす勇気もなく悶々とする。
抱えきれなくなった宮元は、料理教室の友人に相談、浮気を示唆されさらに困惑してしまう。
そんな中、突然妻が家を飛び出して…
順風満帆と思っていた人生に、突如立ち込め始めた暗雲。
自分たち夫婦は、それなりにうまくやってきていたつもりだったのに、いったい何がいけなかったのか。
教え子の家庭や友人夫婦をみて、それぞれの家庭のあり方を知るうちに、徐々に導き出されていく答え。
妻の美代子には何があったのか、宮元の出す答えとはどんなものなのか。
改めて夫婦の愛情や家族の形など考えさせられる、正解よりも大切なものがある、と教えてくれる優しい映画です。
W主演も注目
夫婦の愛情を描いた映画ですが、ところどころに笑いもあるとか。
そんな『恋妻家宮元』はW主演で、キャストも豪華です。
宮元陽平:阿部寛 主人公の中学教師
大学卒業後すぐに結婚、子供を持つ。優柔不断なところもあるが、穏やかに家庭を守ってきたと思っていた。
いわずと知れた、日本の名俳優。『テルマエロマエ』では、ノーメイクで現地人に溶け込み、その彫の深さは実証済み。『下町ロケット』では、熱血漢あふれる社長を熱演。今回は逆に、ドジで情けない役だが、それがまた見ている人をひきつけるんだとか。
宮元美代子:天海祐希 主人公の妻
夫と違い、決断が早くサバサバした性格。できちゃった婚だったため、結婚後初の夫婦水入らずの生活に期待と不安を抱いている。
「上司にしたい女性NO1」に選ばれるほど、男女共に人気があり頼られキャラの天海さんの奥様役がみられます。人柄設定はいつもと変らないですが、彼女なりの「夫婦愛」「家族愛」がどんなものなのか、興味がありますね。
このほかに、宮元の料理教室仲間で、旦那の五十嵐幸次(佐藤二郎)の悪口ばかりをいう妻五十嵐真珠(菅野美穂)。婚約者ののろけ話ばかりの門倉すみれ(相武紗希)。宮元の教え子の祖母で天敵の井上礼子(富司純子)など、周りもトップクラスの俳優陣で固められています。
原作や監督にも注目
原作は、重松清氏の「ファミレス」です。料理を介して知り合った男性3人のそれぞれの家庭事情を、料理を織り交ぜながら見ていくという、一風変ったグルメストーリー。『とんび』や『流星ワゴン』といった、独特の世界観からファンも多い。
一方監督は、『家政婦のミタ』や『女王の教室』などを手がけた遊川和彦氏。こちらも独特の世界観をもち、数々のヒットドラマを作り上げてきた。しかし映画監督としては、本作が初監督作となる。
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「愛」をテーマに、二人の世界観がうまく融合し、ほんのりと笑いのある、でも感動の夫婦愛が描かれた『恋妻家宮元』は、
1月28日より全国ロードショー
家族とは、夫婦とは、同じ食卓を囲むということがどういうことなのか。
観終わったとき、心には何が残るのでしょうか。
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