海の向こうのアメリカでは、大谷選手の103年ぶりの偉業が達成されるかという一大イベントに世界中の注目が集まっています。
オールスターで大谷選手の球を受けた捕手としてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、現在ホームラン記録でトップ争いをしているサルバドール・ペレス選手について調べてみました。
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怒涛の追い上げ
本名 サルバドール・ペレス・ディアス(Salvador Pérez Diaz)
生年月日 1990年5月10日
出身 ベネズエラ
国籍 ベネズエラ・アメリカ合衆国(二重国籍)
身長 190.5cm
体重 111.1kg
4歳の時に両親が離婚し、以降は母親と暮らしていたペレス選手。
同時期頃から野球をはじめ、8歳で初めて捕手を務めます。12歳になるころにはコーチから「将来はメジャーリーガーになる」といわれるほど、捕手としての才能を開花させていました。
確かに素晴らしい制球ですね。キャッチからスローまでの動作にも無駄がないのも素晴らしいです。
以前イチロー選手の送球を「レーザービーム」といわれていましたが、ペレス選手の場合「バズーカけん制」「キャノン」などといわれています。
膝をついたままというのも通常では考えられず、審判が思わず苦笑いして判定を覆すところからも、常人のプレーではないというのがわかりますよね。
2006年にロイヤルズと契約すると、翌年には48%の盗塁阻止率を記録しました。
しかしその頃は打率に問題があるといわれていましたが、2010年には打率0.290と課題の打撃も伸びて注目を集めるようになりました。
その後左ひざの半月板を痛めて一時戦線離脱するも、復帰後は打率3割と文句なしの復活を果たします。
2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではベネズエラ代表選手に選ばれたほか、初のオールスターゲームにも選出されました。また自身初のゴールデングラブ賞も受賞するなど、記憶に残る年になりました。
この年以降はレコードイヤーが続くとも言え、2014年自己最多出場、2015年オールスター投票2位で3年連続出場、2016年119三振本塁打自己最多WBCベネズエラ代表選出、2016年通算100本塁打と、素晴らしい活躍が続きました。
しかし2019年に肘のじん帯断裂のためトミー・ジョン手術を受けシーズンを全休してしまいました。
繊細なパフォーマンスを求められるアスリートにとって、手術の前後での違和感はぬぐえないとよく聞きますが、ペレス選手は手術後アメリカに帰化し、シルバースラッガー賞・カムバック賞を受賞、そして2021年のホームラン争いでの活躍を見る限りその心配はなさそうですね。
シーズン開始当初は、ホームラン争いは大谷選手とゲレーロJr.選手の一騎打ちだともいわれていました。ところが気が付くとすぐ後ろまで迫ってきて、あっという間に三つ巴の大混戦となっています。
ちなみにゲレーロJr.選手については別にまとめているので、ぜひそちらもご覧ください。
強肩で制球率も高いペレス選手。
大谷選手・ゲレーロJr.選手、そしてペレス選手の今後の活躍から目が離せません。
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