近年の陸上日本代表選手の活躍は、目覚ましいものがありますよね。
北京五輪での男子400mリレーのメダル獲得など、レース前からかなりの話題になりました。
しかし注目は男子だけではありません。女子にも、復活を遂げようとしている注目選手がいるんです。
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日本女子最速スプリンター
短距離で重要なポイントの一つに「スタート」がありますよね。
合図とともに飛び出して、一瞬にしてゴールテープを切るまさに0.何秒を争うのが短距離です。
そんな一瞬の勝負に常に勝ち続けてきた「日本女子最速スプリンター」の称号を手にした選手がこちらです。
名前 福島 千里(ふくしま ちさと)
生年月日 1988年6月27日
出身 北海道中川郡幕別町
身長 166cm
体重 52kg
学歴 北海道帯広南商業高等学校 北海道ハイテクノロジー専門学校卒
所属 セイコーホールディングス
小学校4年生から陸上競技を始めるも、当初は同大会でやっと決勝に残る程度でした。中学、高校と全国大会に出場しそれなりの実績も上げていましたが、高橋萌木子や中村宝子の影に潜むような結果となっていました。
ところが2016年のリオデジャネイロオリンピック出場が決まると、その注目度はあがります。日本記録保持者ということもあり、一気に期待度が高まりました。
しかし直前の合宿で左太ももを負傷し、100mは欠場200m専念するも、結果は予選敗退となりました。
その後も怪我に泣き、思ったような結果がでないままに年月だけが経っていった今年、セイコーへの移籍後のレースでは、全盛期を思わせるような見事なスタートダッシュで優勝を勝ち取りました。
彼女を支えた家族
年齢的にも、怪我からの復帰までに時間がかかったことを考えても、一度くらい「引退」の文字がよぎってもよさそうな福島選手ですが、それは一度もなかったそうです。
家族の支えと陸上への想いが自分を今まで努力し続けさせてくれたとおっしゃいますが、ではそんな彼女を支えた家族とはどんな方たちなのでしょうか。
福島さん一家は、両親と3人兄弟の5人家族です。
お父様は、農業を営んでいらっしゃいます。お母様も基本的には農業の手伝いをされていますが、福島さんになにかあるときは駆けつけてくれるそうです。そして大きな大会になると、親戚に頭を下げて、ご両親で会場へ応援に行ったこともあるそうです。なんとお母様は陸上経験者で、種目は短距離でした。
実は福島選手は、小学生で陸上を始めたとき、同時にスピードスケートも始めていたそうです。スケートの方は小学生までで継続はしなかったようですが、彼女のスタートダッシュの強さは、お母様からの才能はもちろん、このあたりからも培われたのかもしれませんね。
そしてご兄弟は、お兄さんと妹さんがいらっしゃいます。
気になる恋人については、やはりいろいろとあったことや再起をかけた重要な時ということもあり、陸上に集中されているようです。
怪我からの復帰、新天地での新しいスタートなど今の彼女が
6月24日(日)夜11時からの『情熱大陸』で紹介されます。
タイトルホルダーとしての意地や、東京オリンピックへかける思いなど、ぜひ彼女の言葉を聞いてみてください。
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