芸人と教師。一見すると極端な位置関係にいそうな職業を両立させてしまっている芸人さんがいらっしゃいます。
数学講師(非常勤)という傍ら、吉本芸人という異色の経歴を持つ「タカタ先生」を調べてみました。
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プロフィール
本名 高田 和典(たかた かずのり)
生年月日 1982年12月29日
出身 広島県
学歴 広島学院高等学校卒 東京学芸大学教育学部数学科卒
事務所 吉本興業
「タカタ学園」というコンビ名で(相方は我妻豊さん)芸人として活動をされてる「タカタ先生」は、実は現役の数学教師でもあります。
幼少期から「お笑い」と「数学」が大好きだったタカタ先生は、将来は「芸人」が「数学教師」になりたかったそうです。
東京MSCの13期生としてお笑いの勉強をしますが、当時のコンビとは2年ほど活動をして売れずに解散します。ピン芸人としてやっていこうかというときに結婚の話が出たんです。
奥様は「カキウチユウコ」というペンネームで漫画を書いていらっしゃる漫画家さん。
当然タカタ先生も安定収入を望み、中学の非常勤講師という選択をします。
生活のための「数学教師」で、本業は「芸人」という二足のわらじ生活が始まるわけですね。そこで念願の「芸人」と「数学教師」という夢が同時に実現できたわけですが、吉本芸人でありながら数学教師という別収入を得ることを事務所はどう思ったのでしょうか。
なんとまさかの大賛成!
生活のために芸人でありながら教師をしたいと申し出たとき、「めっちゃいいじゃん!」と賛成してくれたそうです。やはり筋を通せば、芸人の苦しい状況をわかってくれる事務所なんですね。
しかも恵まれたことに、赴任した高校では生徒は愚か同僚の教師も芸人だということを知っていたんだとか。
ある生徒にバレてしまいドキドキの学園生活最後の日、どうせならと「実は芸人なんです」とカミングアウトすると「知ってたよ」というまさかの言葉が返ってきたそうです。
勤務態度にも問題なく生徒や保護者にも受け入れられ、学校としても特に注視することがなかったんでしょうね。
そんなタカタ先生の夢は、「数学とお笑いを融合させた1万人のイベントを開催すること」なんだそうです。
そのために、日々数学の面白さを様々な方に伝えているんですね。
数学が面白くなる!?
高校の授業を思い出すと、ひたすらよくわからない数式を覚えさせられた記憶があります。
そんなつまらない授業を続けることで、数学嫌いが増えるのがもったいないとタカタ先生が考えた授業がこちら。
歌に乗せることで印象に残り、楽しさを感じることで苦手意識を取り除いていくという、素晴らしい教え方ですね。
ただ本当に授業中だったようで、大合唱になり隣のクラスから「うるさい」とお叱りを受けたそうです。
他にも計算方式を教える授業として
ちょっと難しいというかた、こちらのクイズはいかがでしょうか。
こうして数字になれ、数学Iに興味を持ってほしいというのがタカタ先生の希望なんですね。
ぜひぜひ「数学1万人イベント」開催してほしいですね。
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