2020年の東京オリンピックでは、いろいろな種目が追加になりました。
その中でも北米で人気が高く、日本人のメダル獲得に注目が集まっている競技がBMXフリースタイル・パークという競技です。
どんな競技で、そのBMXプロライダー「中村輪夢」選手についてご紹介しましょう。
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中村選手のプロフィール
競技の説明の前に、中村選手について見ていきましょう。
本名 中村 輪夢(なかむら りむ)
生年月日 2002年2月9日
出身地 京都府京都市
学歴 京都市立西京極中学校卒 京都つくば開成高等学校入学
元BMXライダーで今はBMXショップを経営している父中村辰司さんの影響で、3歳からBMXを始めた輪夢選手。5歳にはジャンプができるようになり、初めて大会にも出場しました。
小学生の高学年になると、キッズクラスの全ての大会で優勝。中学生ではプロクラスに転向しいきなりの国内3位入賞を果たします。
2015年には13~15歳クラスで優勝し、本場アメリカで同世代世界最強ライダーの称号を手にするんです。
2017年12月には、第1回全日本選手権の初代チャンピオンの座を獲得し、現在の日本国内で並ぶものなしの最強選手となりました。
名前の「輪夢」はお父様が命名されたそうで、車輪のリムとオリンピック優勝の夢をかけてつけられたそうです。
お父様が元プロライダーで現在ショップ経営をされているのはすでに説明しましたが、なんと輪夢選手のメカニック担当でもあるんだそう。
ジャンプの精度や安定感、操縦感には細かい調整が必要です。それらを的確に再現し輪夢選手の望む状態に持っていくなんて、BMXについて知り尽くしているお父様だからこそできるのかもしれません。
そんなお父様を始め家族全員の協力と理解のおかげもあり、あと少しでオリンピックの夢も叶いそうですね。
BMXフリースタイル・パークとは?
2020年東京オリンピックで初めて正式採用された競技でも、初代チャンピオンになれそうな中村選手の活躍する「BMXフリースタイル・パーク」とはどんな競技なのでしょうか。
BMXとは特殊な自転車を使ったロードレースです。
「フリースタイル・パーク」というのはロードレースとは別物で、パイプや突起などが設置された専用のパーク内で、BMXを使ってトリッキーな技を披露するというもの。
言葉で説明しても分かりづらいので、実際に中村選手が練習しているところを御覧いただきましょう。
軽々と行っていますが、結構スピードが無いと安定感を得られないし、高さもそれなりにあるのでとても危険なスポーツなんです。
もう一つ、VisaのCMも見てください。
すごいですよね。これ、ほぼCGなしなんです。カメラが捉えきれないという事態まで起こったそうで、そのスピードや技の凄さがわかります。
世界中からトップアスリートが集まるオリンピック。
ぜひ中村選手には、金メダルを獲得してほしいと思います。
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