アナウンサーというと女性アナウンサーにばかり目が行ってしまいがちです。
また民放のアナウンサーというと、ニュース以外にも様々な番組のMCをされていたりと目にする機会も多いですよね。
そんな中、NHKの男性アナウンサーでちょっとした注目を集めている方がいらっしゃるんです。
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プロフィール
「NHK報道のエース」「NHKの貴公子」などの異名を持つ武田アナとは、どのような方のなのでしょうか。
本名 武田 真一(たけた しんいち)
生年月日 1967年9月15日
出身 熊本県阿蘇郡高森町(熊本市)
学歴 熊本県立熊本高等学校卒 筑波大学第一学群社会学類卒
家族 妻 息子2人
名字の「武田」は、たけだと濁らずたけたと読むので、「たけたん」の愛称で親しまれています。
ギターが趣味の武田アナは、高校時代はバンドを組みオリジナル曲の作曲をされていたそうです。
NHKへの応募も、当初はディレクター志望でしたがアナウンサーで採用されたときは、自分にアナウンサーとしての適性があるとは思っていなかったのでとても驚いたそうです。
NHK入局当初は、熊本放送局や松本放送局などで報道ニュースを担当していました。
2006年からは自ら希望し沖縄局へ移動していましたが、度々全国放送に登場するなどされていました。
2008年に東京のアナウンス室に戻ってからは、NHKニュースのメインキャスターとなり、2016年の紅白では司会を務めるなど目覚ましい活躍をされていました。
私生活では、高校の同級生と結婚し二人の息子さんと4人家族の武田アナ。ご家族に関するくわしい情報は見つかりませんでしたが、息子さんたちの小学入園グッズをミシンの取扱説明書を見ながら手作りされ、PTA活動にもできる限りで参加されていたりと、育児にも協力的な素敵なパパさんです。
「クローズアップ現代+」での武田アナ
様々な報道畑を歩いてきた武田アナが今担当しているのが人気番組「クローズアップ現代+」です。
メインキャスターを務めるこの番組で、武田アナの人となりがよく分かるエピソードがあるのでご紹介しましょう。
『京アニ特集』
日本の宝であるアニメ制作において、その名を全世界に響かせた「京都アニメーション」の大事件は覚えている方も多いでしょう。
ご自身もお子さんの影響で京アニファンだという武田アナが、クロ現で京アニを取り扱ったとき
「私も、京都アニメーションの作品のファンのひとりです。アニメファンの息子たちを通じて、たくさんの作品を知り、子供たちと一緒に、笑ったり泣いたりしながら見てきました。それは、私たち家族にとっては、本当に大切な時間でした。そんな作品を届けてくれた人たちの命が奪われたことに、深い深い悲しみを感じています」
声を震わせつまらせながらのコメントにツイッター上でも
「もらい泣きしてしまった」
「これが真のジャーナリズムだよ」
と賛同の意見が多く上がりました。
『毒親特集』
子供への過干渉や放任、暴言・暴力など子供へ悪影響のある親を「毒親」と呼び、その毒親に関する特集では武田アナは大粒の涙を流しました。
親は子供のためと思い一生懸命になる、それが必ずしも子供のためにはならないという専門家の話を聞いて、それでも色々と心配をし口を出してしまうという武田さん。
それに対してそれは押し付けだと専門家に言われ、ゲストの東ちづるさんが「母親が謝ってくれてスッとした」と話すのを聞くと大粒の涙をこぼしました。
これに対しても視聴者からは
「本当に精一杯やっているんだろう」
「武田アナにとても共感した」
とのコメントが数多く寄せられました。
淡々と番組を進行するのもプロなのかも知れませんが、取り上げた内容にしっかりと入り込み視聴者と一緒に番組を作り上げていくというのもプロの為せる技ですよね。
NHKの看板アナウンサーとして、これからは民放とのコラボもたくさん期待しています。
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