黄色い姿にぷっくらした唇が印象的な8匹のノラネコが毎回何かしらしでかしてくれる物語『ノラネコぐんだん』は、今や子供のみならず親世代からも人気の作品です。
そんな『ノラネコぐんだん』の作者である「工藤ノリコ」さんや、かわいいグッズをご紹介しましょう。
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もともと別作品のキャラだった
作者の工藤ノリコ先生は、1970年横浜市生まれの絵本作家です。
三人姉弟の一番上で、16歳の時にお父様をがんで亡くされてからは、お母様が一人で三人のお子さんを育て上げたんだそう。
愛情たっぷりに育てられ、感謝や反省、自己責任などの大切なことを教わってきた工藤先生は、作品の中にもそれがあふれ出ています。
人気シリーズ『ノラネコぐんだん』に登場するノラネコは、もともと『がんばれ!ワンワンちゃん』という4コマ漫画に登場するキャラでした。
悪さばかりをするノラネコ8匹が主人公の絵本なんてちょっと珍しい設定ですが、悪さをするときの猫たちの表情や、案外真剣だったり、最後には痛い目を見てしまうのに懲りないという、どこかほっこりする8匹がかわいくて仕方なくなってしまいます。
ほかにも『ピヨピヨスーパーマッケット』という作品では、5羽のヒヨコがお母さんとスーパーに買い物に行って大はしゃぎするという、日常よく見る光景をとても素敵に仕上げた作品もありました。
工藤ノリコ先生は、女子美術短期大学を卒業されています。
イラストレーターを目指そうかとも考えたそうですが、絵と話しの両面で表現するほうが自分には向いていると考えて絵本作家の道を選ばれたんだそうです。
短期とはいえ美大出身らしく、細部の表現もとても分かりやすくこまやかです。
登場キャラクターはかなり簡素化されたタッチですが、その表情の表現力は絵本ならではのもので見るだけで状況がスッと入ってくるのも小さな子供が楽しめる要因の一つでしょうね。
ノラネコを抱きしめられる!?
大人気シリーズとなった『ノラネコぐんだん』が、工藤ノリコ先生の絵本作家20周年記念イベントとして展示会が催されました。
東京での『ノラネコぐんだん展』はもう終わってしまいましたが、関西やほかの地域ではこれからのところがあるのでチェックしてみてください。
東京駅にあるラーメン店「ソラノイロ」では、ノラネコぐんだんが作ったラーメンを再現したものが期間限定で販売されました。
この時にお子様用として提供されたラーメンに使われたのが、グッズの一つ「ラーメンどんぶり・れんげセット」でした。
『ノラネコぐんだん』といえばお決まりの反省ポーズ。
あの神妙な表情が何とも言えない、あの反省ポーズがぬいぐるみになりました。
お子様がいたずらをして、この人形を差し出されたら大概のことは許しちゃうかもしれません。
小さい子の雨の日のおともに欠かせないのがレインコートですね。
ノラネコぐんだんグッズは黄色が主体なので、よく目立つので機能性もばっちりです。
ほかにも、大人が持っていてもかわいいグッズなどもたくさんあります。
もしご興味がありましたら「kodomoeshop」で検索してみてください。
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