2023年4月、兵庫県芦屋市の市長選で全国歴代最年少の26歳という若さで当選した「高島崚輔」市長。

市議会議員などの下積みなく突然市長になった高島市長について、調べてみました。

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東大とハーバード大のW合格

氏名　　　　　高島　崚輔（たかしま　りょうすけ）
生年月日　　　1997年2月4日
出身　　　　　大阪府箕面市
学歴　　　　　東京大学中退　ハーバード大学工学応用科学部卒

あの超進学校灘高等学校（中高一貫校なので、中学から同行進学）卒業後に、東大とハーバード大を受験します。

どちらも合格したんですが、ハーバード大の合格通知が来た時には東大の入学手続きを済ませていたこともあり、4か月だけ東大に在籍したのち、ハーバード大へ進学します。（2019年、東大を退学されています）

ハーバード大で当初は公共政策を学びますが、のちに環境エネルギー工学を専攻し、その関係で福島第一原発をケネディ・スクールのメンバーと視察に行きます。

大学在学中は、アメリカにいるにもかかわらず日本のNPO法人の理事長を就任したり、外務省・経済産業省でインターンシップを行ったりと、日本国内の情勢にも興味を持ち積極的に活動されていました。

芦屋市の市長に立候補する気脚気となった出来事との一つとして、高校時代の生徒会活動があるとおっしゃっています。

生徒会を通じて、芦屋市のスポーツイベントの開催やサマーカーニバルの出店など、市民活動にかかわりを持つことで芦屋市の魅力に触れたんでしょう。

何かあったら家族会議

ご両親の職業はわかりませんが、灘中からのハーバードと考えると相当裕福なご家庭なのは想像ができますね。

ただ、ハーバード大へは就学金制度を利用していたそうで、ソフトバンク会長の孫正義育英財団を行っている返済義務なしの制度なんだそう。（この制度を利用したからか、NPOでも返済なしの奨学金制度に尽力されていました）

そんなご両親ですが、小学3年生までは一日に50冊もの絵本を読み聞かせしてくれていたそうです。

はじめはお母様だったそうですが、途中でお父様に変わった理由が「父がやりたがったから」というのも愛がありますよね。

高島家では「家族会議」が重要視されています。

お年玉の金額は、一年何を頑張ったのかをアピールしてもらっていたり、何かを決めるときにも家族会議が開かれるのがルールなんだそう。

もちろん選挙戦でも家族会議を開き、それぞれの役割を全うすべく作戦が練られたんだそう。

毎日朝の3時4時まで同じ布団で兄弟と作戦を練るそうなんですが、これを3男さんは『むっちゃおもろいな』と楽しんでいたというから、頭のいい人たちの考え方ってすごいなと思ってしまいます。

無事に当選を終えて、ご家族の感想を聞いたインタビューの中で「今後も家族会議はありますか？」という質問に

高島市長「それはもうないですね」
兄弟「頼られても困る。それは困る」

本当に仲の良いご家族だと、改めてわかるコメントです。

幼いころからディベートの訓練をし、グローバルな視点を肌で感じてきた高島市長の目指すところが「世界で一番住み続けたい芦屋」だそうですが、対話を重視し市民の思いを大切にしてくれる高島市長なら、とても魅力あふれる芦屋市になりそうですよね。

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