ブティジェッジ氏のプロフィール!出身大学や結婚したお相手のこと!すごいエピソードなど!

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北朝鮮に中国、イランなど様々な国と衝突したり和解したりと話題に事欠かかないトランプ大統領。

そんなトランプ大統領が続投できるかどうかを決める大統領選挙に、とっても話題性の高い候補者が名乗りを上げました。

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注目の若手ホープ!その名は…

本名    ピーター・ポール・モンゴメリー・ブティジェッジ(Pete Paul Montgomery Buttigieg)
生年月日  1982年1月19日
政党    民主党
職業    インディアナ州サウスペンド市長
学歴    ハーバード大卒・オックスフォード大学院卒(ローズ奨学生)
軍歴    海軍所属(7ヶ月間アフガニスタンに従軍)

29歳という異例の若さで市長に就任。ピート市長の愛称でも親しまれている彼は、1月に大統領選挙出馬を表明するまでは全くの無名でした。

出馬表明後、メディアでいろいろと話をする姿を見て、あっという間に注目が集まったのです。

その注目理由の一つに、「ファミリーネームが読みづらい」というものがあります。実際下の映像の中でもそんなシーンがありますが、笑顔で応対していますね。

トランプ大統領びいきと言われるFOXニュースに出演したときも、彼にかなり辛辣な質問がされるシーンも有りましたが、その全てに真摯に答え、納得させ、最後にはインタビュアーに「ワオ!」とまで言わせたほどの切れ者です。

その頭の良さは、「ローズ奨学生」と言われる、世界一難しいと言われている英国オックスフォード大の奨学金制度「ローズ・スカラシップ」を受けることができたということが何よりの証拠と言えるでしょう。

○○で初の大統領!?

オバマ大統領誕生の際には、「黒人初の大統領」と話題になりました。

トランプ大統領就任では、「政治を知らない大統領」と言われやはり話題になりました。

では、もしもブティジェッジ氏が大統領に当選したら、実際に戦地で従軍した大統領という他に、「ゲイで初の大統領」と話題になること間違いなしです。

彼はLGBT(性的少数派)で、ゲイであることを公言し現役の市長を務めています。そして私生活では、チェイスティン・グレスマンという高校教師と結婚もしているんです。

小さな町の市長ならまだしも、まだまだ差別の厳しいアメリカの大統領にゲイを公言している男性が就任というのは、かなり厳しい道程のように感じますよね。

しかしながら、それを攻撃材料にしてくる相手に対し、応戦するでもなく、あくまでも政策や信念を語っているブティジェッジ氏。

その姿に多くのLGBTの方たちはもちろん、そうではない方たちも耳を傾け始めているというから、やはりアメリカというのは素晴らしい国なんだなぁと感じてしまいます。

ブティジェッジ氏の掲げる政策とは?

大統領予備選が始まった当初は、ブティジェッジ氏のことは「ポッと出の田舎の市長ごときが何を言っている」とあまり相手にされませんでした。

ところが蓋を開けてみれば、候補者1位のサンダース氏に次ぐ2位の大注目株へと変貌を遂げました。

10代から20代の若年層に人気の高いサンダース氏と違い、40代から60代の支持を集めたブティジェッジ氏の掲げる政策とはどんなものなのでしょうか。

サンダース氏と比較しながらら見ていきましょう。(サンダース氏のプロフィールも、別でご紹介しています)

<最低賃金を時給15ドルに引き上げ>
<2000ドル以上の児童手当>
この2点においては、サンダース氏も同様のこと(児童手当の詳しい金額までは明示していない)を政策に掲げています。

<公的健康保険の拡大>
サンダース氏は全国民に対して無償で行うとするに対し、ブティジェッジ氏は低所得者や高齢者、希望するものと対象を限定しています。

<学生ローン返済に上限を>
サンダースの完全撤廃に対し、ある程度のローンは自己返済してもらわないと財源問題がクリアできないとしています。

<公立大学の学費無償化(条件付き)
条件付きというのは、サンダース氏の全面無償化に対して、ブティジェッジ氏は年収10万ドル以下の場合と収入に対して条件をつけています。

1位と2位を争う両者の政策は似ているようでちょっと違うのがおわかりいただけたでしょうか。

サンダース氏の掲げる政策が仮にすべて実行されたとすれば、たしかにこれから大学進学を考える若者や、まさに今ローンを必死で返済している若年層にとってこれほど未来が明るい話はありません。

しかし実際にはそれだけの財源をどこから捻出するのかという、とても大きな課題が残されてきます。

ところがブティジェッジ氏の場合、学資ローンであればある程度の自己負担をお願いすることで公費を投じる金額が抑えられます。効率無償化にしても、高所得者にまでそのような優遇処置が必要なのかどうか不明ですよね。

これらの政策は、学びたいのに学べない若者に手を差し伸べるものであるため、問題なく学べる環境にいる人まですくい上げることの必要性はないというのがブティジェッジ氏の考え方です。

健康保険に関しても、公費ですべての国民の加入をさせてしまうと、民間の保険会社にとっては大ダメージとなってしまいます。

つまりブティジェッジ氏の政策というのは、かなり現実味のある、すぐにでも実現可能な政策であるというわけです。そこがわかっているから、40代から60代の社会を実際に動かしている世代の方たちからの支持が厚いのでしょう。

いよいよ始まろうとしているアメリカ合衆国大統領選挙。

その動向を、日本にいながらも関心を寄せずにはいられなくなりそうです。

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