裁判所で事務職をされていたのに芸人になった方がいるように、現職をやめて芸人になられた方は結構いらっしゃいます。
今回ご紹介する「さんきゅう倉田」さんも、ちょっと変わった職歴をお持ちの芸人さんなんです。
スポンサードリンク
プロフィール
本名 倉田 健一(くらた けんいち)
生年月日 1985年2月11日
出身 神奈川県横浜市
学歴 日本大学理工学部建築学科卒
職歴 元東京国税局財務調査
事務所 吉本興業
日本大学理工学部卒からもわかるように、かなり勉強のできる倉田さん。高校時代には、ドーナツを半分にしたような大きな机をあてがわれ、そこに常に3教科分の教科書が広げられていた様子を見た同級生からは『デイトレーダー』と呼ばれていたという過去があります。
そんな倉田さんは職歴にもあるように、芸人になる前は国税局の税務調査をされていました。いわゆる『マルサ』だったんですね。
なぜ国税局に就職されたのかというと、大学の3年の時に必要な単位を取り切ってしまった倉田さんは、時間を持て余してしまうということで公務員の勉強を始めたそうです。「公務員になりたい!」という思いがあったわけではないようですね。
公務員試験というのは、すべてが同じ日になるわけではないですが一部は日程がかぶってしまうこともあるそうで、いくつかの公務員試験を受けていくつか合格したそうです。
そのうち、説明会の印象の良かった国税局に就職を決めたそうです。ここでもやはり「国税局に入りたい!」という熱い思いはなかったそうです。
税務局員時代は法人課税課に配属され、100を超える企業の財務調査を行っていたという倉田さんは、当時の経験を今でもネタなどにして披露されていますね。
コツコツを物事を積み重ねて日々働いていた倉田さんが、なぜ国税局を退職して芸人になろうとしたのでしょうか。
日々の業務をこなす中で「派手に生きよう!」と、考えを改めるようになったそうです。その派手に生きるというのが、倉田さんの中では芸人になるということだったんだそう。
2年半務めた国税局をやめて、NSC東京に入学を経て現在の活動につながっているんだそうです。
芸人になってからも探求欲は衰えることはなく、2019年には日本ソムリエ協会が認定するワインエキスパートの資格を取得されたり、フィナンシャルプランナーとして税金の相談にのったりされています。
過去を生かしたネタ
過去の経験を生かしたネタということで、税務調査とお笑いがどのようにコラボするのか見てみましょう。
誰もが知ってるドラえもんでとても分かりやすく面白く、難しい税の話をしてくれます。
そして、税に関するアドバイス動画も配信されています。
フィナンシャルプランナーとして税金やお金に関するプロとしての話なので内容は信用できますし、芸人さんだけあってとても分かりやすいというのも特徴ですね。
2020年の年明け早々にコロナにより身の回りのお金の問題が出てきた方が多いと思います。
芸人さんとしてはもちろん、フィナンシャルプランナーとしても活躍の場が広がりそうですね。
スポンサードリンク
この記事へのコメントはありません。