流星群というと「○年に一度」といってニュースになったりしますよね。
ですが、すべての流星群がそんなに長期的な周期ではないんです。
毎年見ることができる「しぶんぎ座流星群」について詳しくみてみましょう。
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しぶんぎ座流星群っていつ見れるの?
毎年見られる「しぶんぎ座流星群」の発生時期は、1月です。
年明け早々、冬の澄み切った夜空に起こる流星群なんて、なんて素敵なんでしょう。
もし知らなかった人がいたら、是非この機会に覚えておいてくださいね。
日本で見られる定期的な流星群は、しぶんぎ座流星群だけではありません。
8月のペルセウス座流星群と12月のふたご座流星群と合わせて、三大流星群と呼ばれています。
ただし、しぶんぎ座流星群はその活動時間が短いので、ほかと比べると希少価値も高いといえます。
年明けに、活動時間の短いしぶんぎ座流星群が見れると、なんだかその年いいことがありそうですね。
今年(2017年)のベストポイントは?
毎年1月に見られるしぶんぎ座流星群ですが、天体も動いているので、
毎回同じ場所、同じ時間に見られるわけではないんです。
そこで、今年(2017年)のベストポイントについて説明しましょう。
まずは時間ですが、一番活動が活発になる「極大」と呼ばれる時間帯は、
1月3日23時頃から翌4日の2~3時までの間、といわれています。
1時間あたり、流れる星は35個程度になります。
ただし、この時間帯を逃したとしても、数は少なくても1日~5日位までは、
流星群が夜空にいるので、お正月のちょっとしたお楽しみにしてみてもいいですね。
そして肝心なのが方角ですよね。
ぜんぜん星が流れないと思ったら、背中でピュンピュン飛んでたなんてショックです。
しかし、しぶんぎ座流星群にはあまり方角は関係ありません。
空を四方八方に流れるので、どこか一点を見つめるというよりも、
空全体を見渡すように、寝転がってみるのが一番でしょう。
ただし時間が時間なので、そのまま眠ってしまわないようにね。
流星群を見るときの注意点
年明け早々の寒空のした、しかも深夜に寝転がってしぶんぎ座流星群を鑑賞するとき、
どうしても注意して欲しいことや、知っておくと便利なプチ情報をお教えしましょう。
まずどうしても気をつけなくてはいけないことは、
『静かに鑑賞』 夜中ですからね。
『防寒対策』 帽子・手袋・カイロなどは忘れずに装着しましょう。
あるといいアイテムとしては、
【レジャーシートやダンボール】 冷たい地面に座るのは冷えます。
【寝袋や簡易テント】 寝転がるほうがきれいに見れるので、
寝袋やテントから顔だけ出してみる、というのもいい方法です。
【モバイルバッテリー】 暇つぶしやちょっとした明り取りなどに携帯を使います。
バッテリー切れで、せっかくの瞬間を台無しにしない為にもあると安心ですね。
深夜になるべく暗いところを選んで観察するのがおすすめですが、
その分防寒や足者との不安定さにも対策が必要です。
特に、観察のために車で出かけたりした場合、
路面の凍結などにも気を配る必要があるので注意しましょう。
そして、年の初めが素敵な思い出で始まるよう、
皆さん楽しんでしぶんぎ座流星群を鑑賞しましょう。
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