『白い巨塔』『ドクターX』など、有名な医療ドラマは数多くあり、そこには様々な人間の描かれ方がありますが、現在放送中の『Get Ready!』は、今までの医療ドラマとは一味違った様子を見せています。
すでに2話が放送され、その内容の濃さやストーリーの面白さが話題となっている『Get Ready!』を今からでも楽しめるよう解説してきます。
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あらすじ
法外な報酬と引き換えに手段を択ばず、時に違法な手術で患者の命を救う闇医者集団
エースと呼ばれる天才外科医、ジョーカーこと交渉役、クイーンと呼ばれる敏腕ナースにスペードと呼ばれる若き万能ハッカーなど、最強チームで結成された「仮面ドクターズ」
法外な報酬を提示してはいるが、オペを行う判断基準は金額ではなく「生き延びる価値があるか」で判断する
医療ドラマというと明るい画面や手術室も白や清潔感ある雰囲気が想像されますが、今回のオペ室及び手術着は黒!
まるでSF映画の宇宙船内部のような、黒に緑のランプが点灯していて、まさに異質な医療ドラマです。
エースを演じるのは妻夫木聡さん。
あの往年の医療漫画の主人公を思わせる黒髪に一部白髪交じりのスタイルで、眼光鋭く登場します。
交渉役のジョーカーには藤原竜也さんが起用され、クイーンは松下奈緒さん、スペード役は日向亘さんです。
藤原さんが表向き国際弁護士ということで、妻夫木さんとのツーショットだけを見ると、違法医療行為を行う闇医者とそれを罪に問おうとする正義の弁護士の対決!みたいに見えてしまうのは筆者だけではないはず。
そんな妻夫木さんの表の顔はパティシエという、また闇とも影とも無関係そうな職業ですが、ちょっと(すごく)違和感があります。
一話完結型
このドラマ、今からでも十分楽しめるといった理由の一つが『一話完結型』なんです。
登場人物の関係性などは多少影響するかもしれませんが、毎回物語としては完結するので、今からだって全然間に合うんです。
第一話でのオペは突発性間質性肺炎で余命宣告を受けたとある資産運用会社のCEO。
ジョーカーは候補の1人とするも有益な技術を有する企業を買収し国外へ売り飛ばす悪徳企業だったためエースが拒否する。しかし改心し技術がありながら資金不足に悩む町工場を救うべく尽力するようになったため手術を受け命が救われた。
第二話は金の亡者といわれた大学理事長を救う話。
一度は助ける価値を見出せないと断るものの、よく知るうちにその真意をしり執刀するというもの。
どちらも展開が同じだというコメントもありますが、それを言ってしまったら水戸黄門は?と思ってしまいます。
大筋が同じでも、最後はハッピーエンドだとわかっていても、それでも見入ってしまう。
それほどの熱量と俳優陣の演技力の高さを感じられるドラマなんです。
毎週日曜21時からTBS系で放送中のこのドラマ、今後の展開がとても気になります。
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