3度のメジャーデビューという、一風変わった経歴を持つヴィジュアル系ロックバンド『MUCC（ムック）』

ロックでありながら民族音楽のような素養も持つ、その世界観が幅広いMUCCについて調べてみました。

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結成27年！

1997年に茨城県で結成されたMUCCは、何人かのメンバー入れ替えを経て現在の3人組ロックバンドになりました。

そんなメンバーがこちら。

達瑯：ボーカル
本名　岩上達郎　1979年8月21日水戸市出身　茨城県立茨城東高等学校卒

ミヤ：ギター・コーラス
本名　矢口雅哲　1979年7月26日石岡市出身　石岡第二高等学校卒

YUKKE：ベース
本名　福野　優介　1979年11月5日石岡市出身　茨城県立小川高等学校卒

SATOち：ドラム（2021年脱退）
本名　高安　悟史　1979年8月12日水戸市出身　茨城県立茨城東高等学校卒

1997年に達瑯とミヤが中心となり、のちに脱退したHIROをベーシストSATOちをドラマーとしてバンドを結成。水戸ライトハウスを中心に活動を開始しました。

当初はブルーハーツやGLAYのコピーをしていました。

1998年に上京し、翌1999年にHIROが脱退すると、現ベーシストのYUKKEが加入し4人体制での活動が続きます。

2021年、SATOちの脱退と音楽業界からの引退のニュースはファンの間に激震が走りました。

もともと自己肯定感が低かったSATOちは、2016年のリハでバンドの求める音が出せず、ひたすら自分を責めたそうです。

来る日も来る日もドラムをたたき続け、その努力を自らで認めることができず、音楽を楽しむ余裕がなくなり、求められる音を出すことに心血を注ぐ日々だったと語っています。

そして出した結論が『脱退』と『音楽業界からの引退』でした。

メンバー紹介に元メンバーであるSATOちを入れさせていただいたのも、結成当初から20年間MUCCを支え、MUCCの音楽を支えてきたのは間違いなくSATOちだと思ったからです。

現在SATOちはパーソナルトレーナーとして、第二の人生を送っています。

大好きな筋トレを生かしてとのことですが、ここでも誰かの助けになる仕事を選ぶなんて、SATOちらしいですね。

おすすめの曲

3度目のメジャーデビューでのデビュー曲になります。

V系だけあって、甘美なヴィジュアルと曲です。

アニメ「妖狐×僕SS」オープニングテーマになった曲です。

このドラムはSATOちなんですが、何がダメなのかさっぱりわかりません。SATOちファンとしては、愛の唄のドラムよりもよっぽどMUCCのメンバーの良さを後押ししているように感じるんですが、これがいわゆるひいき目ってやつなんでしょうか。

MUCCには珍しいバラードです。

ショックな出来事を乗り越えた新制MUCCが、今後どのような世界を見せてくれるのか楽しみです。

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