2020年の東京オリンピックに向け、各競技で代表選手候補が上がってきています。
水泳競技もその一つで、今回はそんな水泳競技の中でもあまりしられていない「シンクロ板飛び込み」の代表選手を調べてみました。
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国内で東京五輪内定第一号の2人
息の合ったパフォーマンスを見せてくれる2人のプロフィールを見てみましょう。
氏名 寺内 健(てらうち けん)
生年月日 1980年8月7日
出身 兵庫県宝塚市
学歴 甲子園大学卒 甲子園大学大学院終了
所属 ミキハウス
飛込競技のオリンピック選手だった両親の元、生後7ヶ月から水泳を始めます。当初は競泳選手を目指していましたがタイムが伸びず、プールサイドの飛び込み台で遊んでいたところを飛び込みのコーチである馬淵氏の目に止まり、飛び込み選手に転向しました。
中学2年のときに高飛び込みの日本選手権に出場し、史上最年少で優勝。その後も数々の金字塔を打ち立てるも、怪我に泣かされ2009年に現役引退を表明しミズノに入社します。
しかし2012年のロンドン五輪出場を目標に現役を復帰。それに伴いミズノを退職したため、一時はフリーだったが2011年に現在の所属先であるミキハウスに入社しました。
その後2013年、ウエディングプランナーをされている方とご結婚されています。
氏名 坂井 丞(さかい しょう)
生年月日 1992年8月22日
出身 神奈川県相模原市
学歴 日本体育大学体育学部卒
所属 ミキハウス
両親のみならず、姉と妹も飛び込みの選手という飛び込み一家。
高校時代は、高校総体で板飛び込みと高飛び込みの2冠を3年連続で獲得するという素晴らしい選手です。
2009年のローマ世界選手権から6年連続で代表になり、2014年の仁川アジア大会では銅メダルに輝いています。
今回パートナーを組む寺内選手とは、2018年のジャカルタアジア大会でコンビを組み、見事銅メダルを獲得しました。
ちなみに家族は、奥様と息子さんがいらっしゃるようです。
そもそも「シンクロ板飛び込み」って?
水泳競技といえば、「競泳」や「水球」「シンクロナイズドスイミング」などがすぐに思いつくと思います。
では、「シンクロ板飛び込み」という競技をご存知でしょうか。
飛び込みとは、数メートルの高さから回転やひねり、ポーズなどを行いながら着水する競技です。
着水時の水しぶきや音が少ないほどに美しいとされ、ただダイナミックに飛び込めばいいというものでもないんです。
そして今回取り上げる「シンクロ板飛び込み」とは、2名1組で飛び込みを行うわけですが、「シンクロ」と名前にある通り、2人の息の合った姿も重要になってきます。
落下のスピードはもちろん、ポーズや回転などのタイミング、着水時の音など、全てにおいてシンクロ率が高いほどに得点も高いとされ、1人のときよりも数倍難易度が上がる競技です。
高さが高いほどにスピードに乗ってしまうもので、その一瞬一瞬をシンクロさせるといなると、よほど息の合った2人でないとなりたたないんでしょうね。
水泳競技にもいろいろ種目がありますが、2020東京オリンピック、ぜひ「シンクロ板飛び込み」にも注目してみてください。
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