今人気絶好調の「King Gnu」や、知らない人はいないほどの人気アニメ鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」を押しのけてSpotifyバイラルチャートで1位を獲得した「YOASOBI」をご存知でしょうか。
歌と映像で表現するモノが特徴的でもある「YOASOBI」について、調べてみました。
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プロフィール
「YOASOBI」とは、作曲をAyaseさんが、ボーカルをikuraさんが担当するユニットです。
「monogatary.com」という、更新されるお題をテーマにした物語を投稿するサイトから、「モノコン2019」で大賞に選ばれた作品を楽曲化するために結成されたユニットなので、『物語音楽』という新しいジャンルで呼ばれています。
詳しい話は後ほどにして、まずはメンバーのプロフィールをご紹介しましょう。
Ayase
ボカロPとして活動中。処女作は、2018年12月24日投稿の「先天性アサルトガール」で、8作品目となる「ラストリゾート」で殿堂入りを果たし令和元年最も注目されているボカロPの一人と言われています。
本名・年齢・出身などの情報は一切見つかりませんでした。
ikura
幾田りら(いくた りら) 2000年9月25日東京都出身(幼少期シカゴ在住期間あり)
「ぷらそにか」というシンガーソングライターによるアコースティックセッションユニットに参加していて、ユーチューブなどで音楽活動をしています。「あんしん生命」のCMで、全力少年のカバーを歌っているのが幾田りらさんです。
『物語音楽』とは?
「メッセージ性の高い音楽」と表現されるように、歌手やバンドの伝えたい思いを歌に乗せるというのが一般的な楽曲です。
しかしYOASOBIの場合、小説があって、その物語を音楽や映像で表現するというスタイルなので、そこが大きく違うところです。
まずデビュー曲「夜に駆ける」を御覧ください。
ikuraさんの優しい声と不思議な映像に引き込まれてしまいますが、この歌のもととなったのが『タナトスの誘惑』という物語です。
飛び降り自殺をした彼女と、その姿に一目惚れした僕の織りなす短編小説なんですが、物語をを呼んでからMVを見るとより理解が深まり、その逆であれば曲の背景がより深まるという、どちらも楽しめる趣向となっています。
もう一作品は「あの夢をなぞって」です。
こちらのもととなった物語のタイトルは『夢の雫と星の花』です。
予知夢を見る能力を持った幼馴染の二人が、花火大会で思いを通じ合わせるというという作品で、MVでも花火の映像がポイントになっています。
文字を読み想像力を膨らませるのが読書の楽しみ方でしたが、そこに一歩踏み込んで、音楽と映像で更にその魅力を満喫する。
YOASOBIの二人の活動は、音楽好きにも読書好きにも通じる広い可能性のあるものですね。ぜひ次の作品を楽しみにしたいです。
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