有名な作品や話題の作品に数多く出演されている女優「瀧内公実」さん。
教員免許を持っているというちょっと変わった経歴のある瀧内さんについて、調べてみました。
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グラビアの経験もあった
氏名 瀧内 公実(たきうち くみ)
生年月日 1989年10月21日
出身 富山県高岡市
学歴 富山県立高岡西高等学校卒 大妻女子大学児童教育学部卒
映画好きの母親の影響でよく映画を見ていたという瀧内さんですが、中学3年生の時に見た『赤い月』という作品をみて、俳優というものにあこがれを抱いたんだそう。
戦前・戦中の旧満州を舞台にした映画で、なかにし礼さんの実母をモデルにした自伝的小説がもとになっています。
主演の常盤貴子さんと伊勢谷友介さんの演技に圧倒され、その後の番宣での笑顔のギャップに「役者ってすごいなぁ」と衝撃を受けたんだそう。
高校時代はグラビア活動をされていましたが、それは俳優業につなげるためとかの考えがあったわけではないそうです。
高校卒業後の進路を考えたとき、女優になりたいから上京しようと思っていたら父親から
『東京に行くなら大学は出ておきなさい』
といわれ、大妻女子を選んだんだそう。
当時の瀧内さんには、芸大や専門学校に行って役者や演劇を学ぶという発想がなかったからなんだそうですが、のちのちここを進んだことが今の瀧内さんを作ることになるんです。
教育学部ですからもちろん教育実習があります。
毎朝満員電車に揺られて通勤し、実習をこなすという日々の中で大学の友人たちは着々と就職先を決めたり希望を絞ったりと卒業後に向けて動いている中、あまりのつらさに地元富山に帰ろうかと考えたこともあったそうです。
そんなある日、実習先からの帰宅途中でたまたま遭遇した撮影現場。
楽しそうな声が聞こえ、エキストラを一般募集していることを知った瀧内さんは応募して現場に参加します。
そこで初めて映画を作る現場を生で見ることになります。監督の指導、役者の芝居、その空気に触れて、自分のやりたいことはこれだ!と直感した瀧内さんはその帰りに本屋でオーディション雑誌「デ☆ビュー」を購入し、現在所属している事務所へ応募したんだそう。
たまたま歩いていたらその場で採用のエキストラ募集があるなんて、もはや「あなたにはこの道しかない」と神様からの思し召しのように感じます。
女優になってからもつらいことがあり、富山に帰りたいと思うこともあったそうですが、今や実力ともに認められた女優さんです。
そんな瀧内さんの最新の出演作品が2024年1月7日から放送されている、NHK大河ドラマ『光る君へ』です。
世界最古の女性文学として名高い「源氏物語」の作者 紫式部の生涯を描いたドラマになっていて、瀧内さんは道長の妾 源野明子役で出演されます。
源氏物語は有名で、現代風に訳されたものや映画になったりもしましたが、その作者にスポットを当てた『光る君へ』は、また違った見どころが満載の作品といえますね。
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