毎年2月の第一日曜日に開催される「大分別府毎日マラソン」が、今年もいよいよ開催間近となりました。
あまり聞き覚えのない大会かもしれませんが、国際陸連でも認定されている由緒正しき国際大会なんです。
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大分別府毎日マラソンの歴史
大分県出身で五輪代表候補コーチをしていた故池中康雄氏の呼びかけで、1952年から開催。「びわ湖毎日マラソン」「福岡国際マラソン」と共に、日本3大クラシックレースと呼ばれている大変歴史ある大会です。
海沿いを走るので横風に注意は必要ですが、高低差があまりないことからマラソン選手の登竜門ともいわれています。優勝者のタイムが2時間10分前後という点からも、高記録が期待されるコースというのがわかりますね。
昼の12時に大分マリーンパリス水族館『うみたまご』をスタートし、亀川駅で1度目の折り返し、三佐田交差点で2度目の折り返しをして大分市営陸上競技場がゴールのフルマラソンになります。
2016年の大会より現在のコースに変更になったことにより、ますます高低差が少なくなりタイムも上がってきていることから、一般的なマラソンとは一味違ったスピード感のあるレースが期待できそうですね。
今大会の注目選手
近年の大分別府毎日マラソンの優勝者は外国選手になっていますが、国内選手にも注目が集まっています。
中本 健太郎(なかもとけんたろう)
年齢:34歳
身長:173cm
体重:58kg
所属:安川電機
自己ベスト:2:08:35
タイム的には最有力候補となりますが、最近の調子を考えると今回は苦しいレース展開になるかもしれません。
丸山 文裕(まるやまふみひろ)
年齢:26歳
身長:163cm
体重:48kg
所属:旭化成
自己ベスト:2:09:39
去年のびわ湖マラソンがデビュー戦だったにもかかわらず2時間9分台だったと考えると、年齢的にも最も優勝に近い日本人選手かもしれません。
そんな日本人選手との優勝争いをする、海外の招待選手で注目を集めているのがこちらの2人です。
フェリックス・ケニー
年齢:31歳
身長:181cm
体重:58kg
国籍:ケニア
自己ベスト:2:047:14
デレジェ・デベレ
年齢:30歳
身長:176cm
体重:58kg
国籍:エチオピア
自己ベスト:2:07:48
ほかにも招待枠の外国人選手はいますが、2時間10分をきっているのはこの2人だけです。とくにデベレ選手は今大会前の会見で、「2時間8分から9分台で走りたい」とコメントをしているところを見てもかなりいい調子で調整ができている様子が伺えます。
この2人の走りに、いかに日本人選手が食いつき、熱いデッドヒートを見せてくれるかが見所ですね。
普段は穏やかな別府湾を眺めながらの気持ちのいい湾岸道路ですが、当日はそんな穏やかさとは一転し熱戦が期待できる「大分別府毎日マラソン」は、
2月5日(日) 正午 スタート
寒さ吹き飛ぶ熱いレースに大注目です。
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