2024年のパリオリンピックに向けて、誰よりも早く代表に内定した4選手の１人が「角田夏実」選手です。

高校時代は優勝経験もなかった角田選手の転機など、調べてみました。

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ケーキ屋を目指したことも

氏名　　　　角田　夏実（つのだ　なつみ）
生年月日　　1992年8月6日
出身　　　　千葉県八千代市
身長　　　　161ｃｍ
バスト　　　93ｃｍ（推定Ｂカップ？）
学歴　　　　千葉県立八千代高等学校卒　東京学芸大学教育学部教育学科スポーツ専攻卒

整骨院を経営する父親の影響で、小学2年生から八千代警察署で柔道を始めた角田選手。

警察署内の道場での稽古って、一般的な街の道場よりも厳しいようなイメージですよね。

また柔道以外に水泳も習っていたそうで、スタミナや肩の筋肉がついたのは水泳のおかげと語っています。

中学2年生の時に県大会で優勝するも全国大会ではあっさり初戦敗退。

もっと強くなりたいと思い八千代高校の練習に参加するようになり、進学先も同校へと考えるようになります。

念願の八千代高校に進学後柔道漬けの毎日を送るも大会での優勝は成らず、柔道はやめてケーキ屋になるために専門学校への進学も考え始めます。

ところが顧問に叱責され、タイミングよく柔道を強化しようとしていた東京学芸大学の監督から声を掛けられ進学することにしたんです。

この時は、国立大である学芸大なら、柔道を軽く続けながら勉強ができると思っていたそうで、あまり柔道に前向きではなかったんです。

大学では、サンボや柔術の試合に出ていた卒業生の影響で関節技をはじめとしてた寝技を練習していきます。

この時の練習が、今の角田選手を作り上げるきっかけとなったといえなくもないですね。

もう一つの転機といえば、やはり階級変更でしょうか。

もともと52ｋｇ級で戦ってきた角田選手ですが、膝の手術の後は48ｋｇへ階級変更しています。

52ｋｇの時はさして苦労しなかった体重維持や減量もかなり厳しかったそうですが、2023年には世界選手権3連覇を果たし、パリオリンピックの日本代表に内定したんです。

柔道はほかの競技に比べて選手生命が長いとはいえ、30歳の今が最高のコンディションだという角田選手は、これからどれだけの勝利をつかんでいくのでしょうか。

投げ技ではなく寝技を武器に戦う角田選手へはいろいろな意見があるそうなんですが、それが角田選手のスタイルであり強みです。

ぜひパリオリンピックでも、「角田の柔道」で金メダルを獲得してくれると信じています。

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