いよいよ平昌オリンピックが始まります。
冬のオリンピックで常に話題になるスピードスケートの中でも、大注目なのが「ウィリアムソン師円」選手です。
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ウィリアムソン師円ってどんな選手?
この超がつくほどのイケメン!どんな選手なんでしょうか。
本名 ウィリアムソン師円(Shane Williamson)
生年月日 1995年4月28日 22歳
出身 北海道浦河町
高校 山側中央高等学校卒
在籍 日本電産サンキョー
名前を見ても分かる通り、彼はオーストラリア人の父と日本人の母を両親に持つハーフです。ちなみに名前の『師円』は「しえん」と読みます。
彼の父がアメリカの西部劇映画「シェーン」から取ったそうです。偶然とは言え、リングを滑走する彼の今の生き方に漢字がぴったりな気がしますよね。
元々は彼の父親の職業である競走馬の調教師に興味を持っていたそうですが、牧草アレルギーのため断念。6歳からスケートを始め、中学3年では全国中学500mで3位入賞。他にも野球や陸上なども行っていたようですが、本格的にスケートを学びたいと山形県の高校に入学。その後、短距離から5000mの長距離に転向し、今の中長距離選手としての頭角を表していきます。
前回のソチオリンピックにも出場しており、成績は最下位と振るいませんでしたが、高校生でのオリンピック出場は22年ぶりという快挙を成し遂げました。
そしてその後の大会では、どんどんと順位を上げていき、今回の平昌五輪選考会では2位で見事に連続出場の切符を手に入れたのです。
ついに始まる平昌オリンピックでは、男子1500m・マススタート・チームパラシュートの日本代表として出場します。
『常に前向き』がモットーの彼の滑り
4年前の悔しさをバネに、ひたすら練習を重ねてきた彼を支えてきたのは『常に前向きに』という気持ち。これは、彼が父親からずっと言われ続けてきた言葉なんだそうです。
実際に彼が今回のオリンピック選考会で目指したのは「3位入賞」だったそうですが、父から「いや2位でしょ」とさらっと言われたとのこと。代表選手になるというプレッシャーも、この一言でほぐれたというほどに彼は父親を尊敬し、信じているという現れですね。
彼が本当に2位で走り終えると、お父さんのポールさんは観客席から飛び出しリンク脇で肩を抱き、彼と固い握手を交わしていらっしゃいました。
何はともあれ、彼の滑りをみてみましょう。
すごく優雅な滑りのように見えませんか?
しかし後方の選手たちは、回を追うごとにその差はひろがるというまるでマジックのようなスケートですよね。
これは5000mという長距離だからこそできる走りだろうと侮ってはいけません。
では、1/5の距離の1000mの走りもご覧ください。
たしかにスタートは少し出遅れた感がありますが、最期はきっちりとおさめて見事に勝っています。
しかしこちらは先程と違い、まさに「スピードスケート」というにふさわしい滑りですよね。
この2つの映像を見てもわかるように、中距離から長距離まで、しっかりと走りこなせるのがウィリアムソン選手のすごいところです。
屈辱のソチから4年、自信を持ってメダルを取ると言えるまでになったというウィリアムソン選手の活躍が見れるのは、
大会4日目の 2月13日20時から、男子1500mが始まります。
平昌都の時差はないので、ぜひリアルタイムで応援してあげてください。
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