2020年の年明け早々に、新型コロナウイルスの影響で春の高校野球が中止になりました。

そして数日前には夏の甲子園も中止との決定が出て、高校球児が涙する姿がニュースに映りとても胸が苦しくなりました。

いつもなら夏の大会で活躍した選手がドラフト注目選手となるはずですがその大会がないということで、ドラフト注目選手は誰なんだろうと気になったので調べてみました。

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ドラフト注目選手

公式戦が軒並み中止になっている中、ドラフト候補を選ぶのは難しいと言われていますが、各球団が指名するであろう高校生選手を何名かご紹介しましょう。

中森　俊介（なかもり　しゅんすけ）

明石商業で、1年生からエースだった中森選手。
もちろん甲子園出場経験があり、最高時速151ｋｍ/ｈの本格派右腕として注目度はかなり高いです。
スピンの掛かったストレートはもちろんですが、変化球も手元で鋭く曲がるスライダーなどはバッターも思わず手が出てしまう素晴らしい球です。
奪三振数も多く、四球率が低いことから制球力が高いこともわかり、投手としてはかなりの能力を持っていると思われます。

西野　力矢（にしの　りきや）

大阪桐蔭の大砲として、何度も勝利に貢献している西野選手。
中学時代から本塁打を撃ちまくり、高校に入ると体重が10ｋｇも落ちてしまいますが、これは猛練習の賜物だそうです。
1年生の秋から公式戦にも出場しだすとたちまちプロ球団のスカウトの目に止まりだします。大会で3試合連続本塁打を打つ姿は、巨人他3球団が視察していました。
また4回戦では、ヤクルトのスカウトマンの前で5安打を叩き出し、全球団から注目されることとなります。
公式戦で実力をしっかりと発揮できる、そのメンタル面も高く評価されています。

来田　涼斗（きた　りょう）

明石商業で、1年生のときからトップバッターを任されてきた将来有望の来田選手。
小学6年生でオリックスジュニアに選出、中学でヤングリーグの神戸ドラゴンズに入部するなど、その野球センスは幼少期から注目されてきました。
高校進学時には28校からの誘いがかかり、中にはあの大阪桐蔭からも声がかかっていましたが地元の明石商業に進学します。実はお兄さんも明石商業で野球部員でした。甲子園に行く夢がはせなかったお兄さんのためにも、自分が明石商業を甲子園に連れて行くという夢を持っていました。
ホームランも打てる1番バッターですが、特筆すべきは1割以上ある高い出塁率です。釣り球に引っかからず、1番としての仕事をしっかりこなせる選手です。

今回のドラフトは公式戦での様子が参考にできないため、普段の練習や過去の記録を参考にするなど、スカウトマンもかなり難しいと言われています。

しかし今回ご紹介した3選手は、皆さん実績もあり実力も折り紙つきの方々ばかりなので、まず一巡指名に上がってくるでしょう。

大勢の観客のいるスタジアムで、彼らがプロのユニフォームを着て活躍するところを早くみたいですね。

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