2020年の東京オリンピックに向けて、日本のみならず世界中のアスリートたちが最後の調整に励んでいる今。
すでに2022年冬季オリンピックへちゃくちゃくと準備をしている選手たちもいます。
男子スノーボードで、今大注目を集める「平野琉佳」さんについて調べてみました。
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プロフィール
スノーボードの「平野」といえば、まず出てくるのが「平野歩夢」選手ですよね。その平野歩夢選手との関係についても見てみましょう。
名前 平野 琉佳(ひらの るか)
生年月日 2002年3月12日
出身 大阪府
身長 162cm
体重 52kg
学歴 昇陽高等学校在学中(2020年2月現在)
スポンサー ヨネックス・ムラサキスポーツ他
スノーボードは、ご両親の影響で始めた平野選手。
そこで気になるのが、「平野歩夢」選手との関係ですが、全くの無関係だとわかりました。
たまたま名字が同じなだけで、血縁などはまったくないそうです。
ちなみに平野歩夢選手の兄弟は、平野海祝(かいしゅう)さんとおっしゃり弟で同じスノーボード選手です。
しかしこのまま行くと、日本勢、しかも「平野」で表彰台を独占する!なんてことが起こるかもしれませんよね。ぜひみたいですね。
そんなメダル候補の平野琉佳選手ですが、平昌オリンピックに出場した「戸塚優斗」選手と同じ『グローバルスノーデザイン(GSD)』の特待生なんです。
GSDとは、もともとスノーボード選手だった青木さんが、日本で国際基準のパイプを造成するために起業した会社です。青木さん自信が世界中の会場を見てきたこともあり、きっと技術はもちろんパイプの特質や攻略方法なども指導してもらえるのかもしれませんね。
ハーフパイプって?
すっかり一般的になったスノーボード。ゲレンデによっては、小型のハーフパイプが設置されているところもありますよね。
ハーフパイプとは、半円形の管の中を転ばずに滑るというものなんですが、その滑っている途中で様々な技が繰り出され、その難易度や完成度の高さでポイントが加算され合計点で競うという競技です。
では、平野選手の滑りを見てもらいましょう。
どうでしょうか。
細かなポイントやジャッジ基準はわかりませんが、とっても優雅に見えませんか?
着地もぶれていないし、全くといっていいほど危なげない滑りのように感じます。
これでまだ高校生。世界大会で様々な刺激を受け、練習を重ねることでいくらでも伸びていきそうな、そんな楽しみがある選手です。
北京五輪の切符をゲット
2022年1月19日、全日本スキー連盟がスノーボードの北京オリンピック出場内定選手の発表を行いました。
ハーフパイプ男子枠では、4名の選手が選ばれましたが、見事に平野流佳選手が選ばれました。
2021年12月から開催された『スノーボード・ハーフパイプ:ワールドカップ』では、初戦では見事な優勝を果たし、1月8日の2戦目では、惜しくも平野歩夢選手に及ばず2位の成績を残しました。
2018年、世界中のウィンタースポーツファンが平昌オリンピックにくぎ付けの中、平野流佳選手は国内大会やジュニア選手権で表彰台を飾り自らの滑りを磨いていました。
同年ワールドカップデビューを果たし、翌シーズンには大きな大会で連続して表彰台を飾るという高成績を収めていました。
しかしこれらの大会には、平野歩夢選手やショーン・ホワイト選手といったトップクラスの選手が不在の中での成績だったため、どうしても素直に認められることが少なかったのも事実のようです。
そんな中でも安定した滑りを続け、パフォーマンスを落とすことなく努力を重ねた結果、平野選手を抑えての初戦優勝は大きな喜びだったことでしょう。
加えて、ショーン・ホワイトの北京オリンピック後の引退発表。
ここ1~2年でめきめきとその頭角を現してきた戸塚優斗選手。
トップに君臨し続けてきたレジェンドや、現時点での世界のトップたちが集まり、その実力をガチンコで勝負できるのが今回の北京オリンピックというわけです。
初めてのオリンピック出場で、これだけの役者がそろう大舞台。
さぞや緊張もあるだろうと思いきや、そこには強い思いがありました。
「努力あるのみ」
昔はあまり上手じゃなかった。けれども人よりも努力をすることでうまくなってきた。そんな経験から出た言葉なんでしょうが、言うは易く行うは難しですよね。
失敗すれば落ち込むし、悲観的な気持ちにもなる。
けれど平野流佳選手は、失敗を受け止めできたことを認めてさらなる成功のために努力をする。そうしてオリンピックのチケットを手に入れたんでしょう。
平野歩夢選手との高難易度の技の応酬や、戸塚選手の美しさに負けない安定した滑りに、きっと世界中のスノーボードファンは魅了されることでしょう。
スノーボードをよく知らない人たちも、空に舞う姿にため息が出るかもしれません。
2022年の冬季オリンピックで、優雅に空に舞う平野選手と、日本人選手が表彰台を埋める姿をぜひ見てみたいです。
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