2020年アメリカ大統領選は、かつてないほどに世界中から注目が集まりました。
いまだ敗北宣言をしないトランプ氏をよそに、新大統領として着々と準備を進めるバイデン新大統領の右腕となったハリス副大統領。
様々な意味で注目を集めるハリス副大統領について調べてみました。
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プロフィール
本名 カマラ・デヴィ・ハリス(Kamala Devi Harris)
生年月日 1964年10月20日
出身 アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド
学歴 ハワード大学卒 カリフォルニア大学ヘイスティング・ロー・スクール
職歴 カリフォルニア州地方検事補(1990-1998)サンフランシスコ地方検事(2003-2007)アメリカ上院議員(2017-)
家族 夫 ダグラス・エムホフ 子供 2人(ダグラスの連れ子)
インド人の母とジャマイカ人の父との間に生まれたのがハリス氏です。
ハリス氏が7歳の時に両親は離婚し、妹と母の3人でアメリカで暮らしてきました。黒人女性が一人で子供を育てながらアメリカで暮らすのは大変だったことでしょう。黒人コミュニティで子育てをしつつ、インド人の親族との関係も強かったそうです。
ハリス氏の祖父であるゴパラン氏は、インド南部のスラセンドラプランを英国からの独立に尽力した一人です。
公務員を引退したあとのゴパラン氏は、よくハリス氏を連れて民主主義の重要性や権利の平等などについて話し合っていたそうです。この経験が自身の人格形成に大きく影響しているとハリス氏も語っています。
元検事だったハリス氏の夫は、ニューヨーク生まれのユダヤ人で弁護士です。ところがハリス氏が副大統領の就任が決定的になると、務めていた弁護事務所を休職し、ハリス氏のサポートに徹すると発表しました。
副大統領の夫には特に制約はありません。ダグラス氏はかなり有名な企業の弁護士を担当していたそうですが、そのキャリアよりも妻のサポートを優先させるというスタイルは、今後の様々な夫婦のありかたのモデルになるのではと、これまた注目を集めています。
インドはお祭り騒ぎ
ハリス氏の名前「カマラ」とは、インドの言葉で蓮の花を意味し、ヒンデュー教の女神ラクシュミーの別名です。そして「デビ」もサンスクリット語で女神を表し、村に豊作や繁栄をもたらす天使の使いというような意味合いを持ち、神様を表す言葉が2つも名前にあるんです。
そして祖父がいたスラセンドラプランでは、バイデン氏の当選が確実となると、爆竹が鳴らされお菓子がふるまわれヒンデュー教最大のお祭りディワリを前倒しで祝っているかのような騒ぎだそう。
村の人たちはインタビューに「彼女はこの村の娘。村の自慢。彼女が副大統領として宣誓するのを心待ちにしている」と答えています。
黒人女性であり、彼女の経歴には「初」とつくものが多数あります。
自分が黒人であることに誇りを持ち、自分を強く持って今後も様々なニューウェーブを起こしてくれそうなハリス副大統領は、バイデン大統領とともに今後のアメリカをどう変えてくれるのか注目です。
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