今や時の人といってしまっては軽すぎるかもしれませんが、その名を聞かない日はないほどのゼレンスキー大統領。
戦火に残り、国民へのメッセージを送り続けるその姿はまさに偉大なる国の長といったところです。
今回はそんな大統領を支えている、オレナ夫人について調べてみました。
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夫とは高校からの付き合い
氏名 オレナ・ゼレンスカ(Olena Zelenska)
生年月日 1978年2月6日
出身 ウクライナ クリヴィー・リフ
学歴 クリヴィー・リーフ国立大学市民工学部建築学修士課程卒業
家族 夫 娘 息子
建築学科を卒業しながらも、脚本家として活躍していたオレナ夫人。
交際がスタートしたのは大学の時だそうですが、実はこのご夫婦出身地が一緒で同じ小中学校に通っていたんだそう。ただ当時はお互いを認識していなかったそうです。
2人が交際したきっかけは映画でした。
ゼレンスキー大統領が友人と映画を見に行くと、オレナ夫人も友人と映画を見に来ていて、それがきっかけで交際がスタートしたそうです。
きっと
「俺、リーフ出身なんだよ」
「えっ!?私もなの」
「じゃぁ学校は?俺〇〇小で□□中なんだけど」
「ホントに!?私もよ!すごい偶然ね!」
こんな会話から始まったんじゃないでしょうか。
オレナ夫人は大学卒業後脚本家となるわけですが、これにも夫であるゼレンスキー大統領が関係しています。
コメディ映画・テレビ番組制作会社『Kvartal95』を二人で設立し、ゼレンスキー大統領は表舞台、夫人は裏方を支えながら暮らしていきます。
また同じ年に二人は結婚し、翌年には娘さんが誕生するなど、幸せいっぱいの生活を送っていました。
ところが大統領選出馬を機に一転します。
裏方街道まっしぐらだった夫人が、夫が大統領になれば自身もファーストレディーとして表に引っ張り出されますよね。
かなり葛藤はあったようですが最後は夫の決断を受け入れ、ゼレンスキー大統領にウクライナ語の教師をつけました。
実は大統領、以前はロシア語しか話せなかったんだそう。それではウクライナの大統領は務まらないと、ここでも夫をしっかりとサポートされます。
モデル経験者ではないのかといわれるほどの着こなしと魅せ方も、きっと夫のために勉強されたんでしょうね。
慈善活動に様々な国への外遊、スピーチなど、裏方が好きだなんて思えないほどの活動ぶりです。
そんな彼女は夫を支えるため、子供たちとともに首都キエフに残り自身も戦っています。(もちろん戦闘にでているわけではありません)
インスタグラムには戦火で戦う女性兵や看護に食事サポートなどを行っている女性はもちろん、一般人のため普段通りに商店を開ける女性や、おびえる子供たちをフォローする保育園やそこへ変わらず送り出す母、戦火での出産に耐えるといったすべての女性に向けて敬意を払うと配信しています。
「世界で一番勇敢なファーストレディー」と評されるオレナ夫人や、大統領にウクライナ国民、それを支援する世界中の人たちが、一日も早く安心できる日を迎えられることを祈っています。
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